はじめて参加される方へ

参加申し込みの際によく質問される内容をQ&Aとして以下に記しますので、ご参考にお読み下さい。

Q.どんなことを勉強できますか?

A.講座の主な内容は、井上系経絡治療と古典文献の読むための医古文です。
本会で受講できる経絡治療の内容は、正統的な井上系経絡治療です。撚鍼による鍼法(補瀉法、散鍼、皮膚鍼など)、灸法(糸状灸、知熱灸)、脈法(人迎気口診・六部定位診)です。脈法は、六部定位診と祖脈による人迎気口診があり、これらによる選経選穴論を講義します。
医古文とは、医学古典を読むための知識、方法であり、日本と中国の医学史、古典文献学、訓詁・句読・訓読・語法・修辞といった古文の知識、工具書の知識(辞書の引き方や文献の探し方)などです。

講義内容については、予定表も参考にしてください。

Q.誰でも参加できますか?

A.はり・きゅうの資格の有無は問いません。学生でも、開業されてる先生でもかまいません。鍼灸師以外の資格の方でも構いません。

Q.東京講座と京都講座で違いはありますか?

A.東京講座は、日本鍼灸研究会の関東部局(東京鍼の会)の講師、関西講座は、関西部局(関西鍼の会)の講師陣が担当します。皆、開業している鍼灸師ですので、信用できる臨床の生の声が聞けると思います。
雑誌『医道の日本』で「臨床に活かす古典」を連載中の日本鍼灸研究代表 篠原孝市も東京講座、京都講座の両方で講義しています。生で篠原孝市の講義を受けられるのも、基礎講座(鍼の会月例会)のメリットです。

Q.関西鍼の会や東京鍼の会とどう違うのですか?

A.関西鍼の会と東京鍼の会は、基礎講座の受講を満了したメンバーが、さらに深く研究するため月例会(月一回の研究報告会)です。
初めての方は、まず東京か京都の基礎講座に参加されることをおすすめします。

Q.受講の申し込みはどのようにしたら良いですか?

A.受講ついては、現在、メールもしくは、フォームから受け付けています。

お申し込みフォームから必要な事項を記入して送信してください。メールからの参加申し込みをされる場合は、下記のメールアドレスから、必要な事項を記入して送信して下さい。いずれの場合も、折り返し、会場等の連絡を含むご案内のメールを送信します。

連絡用メールアドレス
メールでの記載事項
  1. 氏名 …必須
  2. 電話番号 …必須
  3. メールアドレス …必須
  4. 所属(開業、就業、学生の別)…任意
  5. ご質問があればその事項 …任意

Q.会場はどこですか?

A.毎月、会場は京都市内です.ときどき奈良市、城陽市などの会場を用いる場合があります.会場については、随時お知らせします.欠席された場合やお忘れの場合にも備えて、Web上でもTwitter、もしくは講座の連絡をご確認ください.

5月以降の会場は、講座中に告知し、ブログ、Twitterなどでも掲示します.

Q.何を持って行ったらいいですか?

A.テキストは各講義の当日に配布します。筆記用具は必要です。
鍼法・灸法の実技にて、必要な鍼と艾も配布します。ただ、ご自身で点灸用艾(可能な限りの良質な艾)と線香(細い線香を推奨)、灰皿、鍼入れをご持参いただいた方が便利です。

  • 筆記用具 …必須
  • 配付資料 …当日配布しますが、翌月必要な場合があります
  •  …当日配布 →鍼入れがあると便利です
  •  …当日少量を配布 →できるだけ良質な艾(点灸用・糸状灸用)があればご持参ください
  • 線香 …できるだけ細いもの(灰皿はあまり使用しません)

Q.服装はどのようなものが良いですか?

A.どのような服装でもかまいません。ただし、鍼法と取穴の実技にて、男性は手足を肘と膝までを出していただく場合がありますので、その様な服装が好ましいと思います。強制ではありません。女性が実技のデモになっていただくことはありません。

Q.昼食はどうしたら良いですか?

A.お弁当などを持参された方は、会場内で飲食されても構いません。ご持参されない場合は、周囲に飲食店がありますので、ご自身でお済ませ下さい。

Q.各月で受講料の分納はできますか?

A.分納はお断りしています。初回日に80,000円を一括でお願いします。また、納入した受講料は理由の如何に関わらず返却いたしません。

Q.古典の勉強会はどのような内容ですか?

A.本会は文武両道を良しとするので、古典と臨床の両方を講習します。本会は、古典に基づく経絡治療を主体としており、受講者全員が「古典文献を自分で読めるようになること」、「井上式経絡治療を臨床で実践できるようになること」を目的とします。

Q.古典の勉強会ですか?それとも臨床の勉強会ですか?

A.両方です。本会は文武両道を良しとします。本会は、古典に基づく経絡治療を主体としており、受講者全員が「古典文献を自分で読めるようになること」、「井上式経絡治療を臨床で実践できるようになること」を目的とします。

Q.どのような治療を勉強できるのですか?

A.本会で習得できるのは、井上恵理、本間祥白、井上雅文によって継承された本流の「井上系経絡治療」です.古典に基づく根拠ある脈診と選経選穴論、無痛の撚鍼法による接触鍼、華麗に舞う散鍼法を修得できます.

Q.いつまでに申し込めば良いですか?

A.3月末日までにお願いします.明確な定員人数は設けておりませんが、できるだけ3月末日頃にお申し込みください。

Q.基礎講座(全7回)の終了後はどうすれば良いですか?

A.日本鍼灸研究会への入会(東京鍼の会もしくは関西鍼の会)をおすすめします。
基礎講座は10月までですが、11月~3月の第1日曜日は、短期集中講座・補講を開講します.
補講に参加される場合は、日本鍼灸研究会(東京鍼の会もしくは関西鍼の会)に入会する必用があります.
日本鍼灸研究会に入会すると、翌年の基礎講座を無料で受講することができます.

是非、本会会員がスタッフとして参加する日本鍼灸史学会学術大会(毎年11月に開催)にも参加してください。より一層、見識が広がり、臨床と古典の実力が向上します。学会論文集よろしくお願いいたします.

【関西鍼の会】日本鍼灸研究会・関西部局