6月18日に 『大成論』第16門「気」についての講読を行いました。気とはなにか、その定義と男女における違いを導入として、内因および(前提としての「体虚」に加わった)外因による気の病と、その五蔵分類における特徴などを確認しました。さらに「疝」、「積」、「聚」についても、気の病から発展したものとして脈状・予後と併せて整理しました。伝統医学の良いところは原因が状態を分析すると、それが具体的な治療方針と結びつくことですね。文献なので、理解はあくまでも文献上ではありますが、そのまま臨床のヒントになりますね。