『脈状診を学ぶ為の基礎と臨床』の講読も今回で5回目になります。今回は、頭痛とその分類、風熱と補瀉などが主な内容となります。
今回は篠原孝市著「臨床に活かす古典」№80 内経(その1)は、『素問』と関係するため、内容を補足しながらの紹介となりました。1970年代の東京においては丸山昌朗、藤木俊郎、柴崎保三が講読を行っていたそうです。1990年代では、関西地方でも篠原孝市、小寺敏子の講読会がありました。現在でも日本鍼灸研究会代表・篠原孝市の『素問』勉強会は、大阪府鍼灸師会にて継続中であり、既に著至教論第七十五まで進んでいます。