2018年7月14日(土)、九州鍼の会第16回月例会を行います。今回の内容は、以下となります。
- [臨床文献講読1]『鍼灸臨床講義』講読(1)序文
- [臨床文献講読2]『脈状診を学ぶための基礎と臨床』講読(2)婦人病の脈状
- [経絡治療基礎]…鍼法(背部と腰部の散鍼)と脈法(浮沈と滑濇)
- [文献紹介]『医道の日本』連載「臨床に活かす古典」、『鍼の会雑誌』
今回も、古典の講読ではなく、井上系経絡治療の臨床講義録の講読なります。『鍼灸臨床講義』については、今回は序文のみとなります。
井上恵理と井上雅文という二世代の臨床講義を読むことで、井上系経絡治療の分析ができることを期待して講義を行いました。他にも本間祥白の『鍼灸病證学』があり、これも読むことで人迎気口診による病態が膨らむことが予想されますが、これは今後の課題とさせていただきます。二代目の井上雅文の『脈状診を学ぶための基礎と臨床』では、婦人病についての脈證を採り上げ、月経痛、不妊症、妊娠中の脈、産後の脈についての脈證を解説しました。
次回の九州鍼の会は、8月18日(土)午前となります。いつも変則的でご迷惑おかけいたしますが、ご参加よろしくお願いいたします。