関西鍼の会 第274回例会報告

日時:2020年6月14日(日) 13:30~17:30
会場:東山いきいき市民活動センター
内容:今回は午前の部と午後の部の時間を分けて開催します。
《午前の部》
  • 医道の日本「臨床に活かす古典」№95 『脈経』
  • 『黄帝内経素問』講読 平人気象論第十八(第四章)
《午後の部》
  • [文献講読]『続名家灸撰』86 附録4 第百二十七章(灸疔瘡法)再改訂版(病證「走黄」についての報告)
  • [文献講読]『診家枢要』訓讀(6)虚實
  • [現代鍼灸検討]中医学の五藏病證の比較(文化大革命以降の五蔵病證・教科書未記載の病證の確認・脈位脈状診の病證との比較)
  • [症例検討]不安症状・第2期
  • [文献講読]黄龍祥著「扁鵲醫籍辨佚拼接」講読⑤→7月に発表
  • [病證学]病證学試論「風について」→7月に発表
     
【7月開催の講座予定】
 2020年5月21日現在、下記の予定で開催いたします。
  • 短期集中基礎講座(京都講座)
    日時:2020年7月5日(日) 10:00~17:00
    会場:東山いきいき市民活動センター 〒605-0018 京都市東山区三条通大橋東入2丁目下る巽町442-9
  • 関西鍼の会・月例会
    日時:2020年7月12日(日) 10:00〜17:30
    会場:東山いきいき市民活動センター 〒605-0018 京都市東山区三条通大橋東入2丁目下る巽町442-9

短期集中講座の趣旨

[本講座の趣旨]
2000年以降、鍼灸教育機関の増加にともない、鍼灸を志す学生の数も、鍼灸師の数も飛躍的に増加する傾向にあります。しかし、初学者であれ、ある程度臨床経験を積んだ鍼灸師であれ、学校や大学の通常のカリキュラムをこなしただけでは、鍼灸について何をどのように学べばよいのか、どのように治療をすれば臨床らしくなるのか、いったい何が本当の伝統鍼灸や伝統医学であるのか、ということついて、全く知ることができないのではないのでしょうか。
本講座は、日本鍼灸研究会(代表 篠原孝市)が、1988年以来、毎年開催している初学者のための“基礎講座”であり、古典的鍼灸の技術・理論、および古典文献の基本的読解法の修得を目的としています。
本講座で学ぶ内容は正統的な伝承を経た経絡治療であり、これに基づく施術の技術は、主に撚鍼法を主体とした接触鍼、散鍼、そして痕の残らない点灸や知熱灸、古典を土台とする脈状診を駆使した脈診である人迎気口診と六部定位診が中心となります。講義においては臨床で重要な五蔵論、外邪論、選経選穴論や病證論、そして知っておかなくてはならない文献学の概要、ならびに中国と日本の研究法から新たに起こした古典の読解法などについて学ぶことになります。