鍼の会雑誌 第22号刊行

鍼の会雑誌第22号が、平成29年4月9日に刊行されました。今号は増刊号になります。
大阪府鍼灸師会での販売は、5月14日(素問勉強会にて)となります。

  • 論考一  解索脉の考察(一)
  • 論考二  相対的な虚実と滑濇の関係について ~理論と現実のはざまで~
  • 論考三  東都医跡探訪(五) 広尾・祥雲寺(四)岡本啓廸院家の墓所(一)
  • 論考四 病態把握から治療へ ~様々な症状に対応する鍼灸治療(二十二)
  • 論考五 偏りから考える(一)「話す」ということ
  • 論考六 医書所引の日用類書(二) ~『居家必用』と『事林広記』~
  • 四コマ漫画 やぶさかではないコーティくん  その20 特殊鍼法
  • 参加報告 東洋学・アジア連絡協議会主催のシンポジウムに参加して
  • 学会報告 第二十四回鍼灸史学会学術大会を終えて(続)
  • この一冊  『ジキル博士とハイド氏』スティーヴンスン 1886年
  • 講座・例会報告 日本鍼灸研究会主催 第31回短期集中基礎講座(四月)
    関西鍼の会(三月例会)
  • 今月の一句
  • 編集後記

 

短期集中講座の趣旨

[本講座の趣旨]
2000年以降、鍼灸教育機関の増加にともない、鍼灸を志す学生の数も、鍼灸師の数も飛躍的に増加する傾向にあります。しかし、初学者であれ、ある程度臨床経験を積んだ鍼灸師であれ、学校や大学の通常のカリキュラムをこなしただけでは、鍼灸について何をどのように学べばよいのか、どのように治療をすれば臨床らしくなるのか、いったい何が本当の伝統鍼灸や伝統医学であるのか、ということついて、全く知ることができないのではないのでしょうか。
本講座は、日本鍼灸研究会(代表 篠原孝市)が、1988年以来、毎年開催している初学者のための“基礎講座”であり、古典的鍼灸の技術・理論、および古典文献の基本的読解法の修得を目的としています。
本講座で学ぶ内容は正統的な伝承を経た経絡治療であり、これに基づく施術の技術は、主に撚鍼法を主体とした接触鍼、散鍼、そして痕の残らない点灸や知熱灸、古典を土台とする脈状診を駆使した脈診である人迎気口診と六部定位診が中心となります。講義においては臨床で重要な五蔵論、外邪論、選経選穴論や病證論、そして知っておかなくてはならない文献学の概要、ならびに中国と日本の研究法から新たに起こした古典の読解法などについて学ぶことになります。