鍼の会雑誌 第19号刊行

鍼の会雑誌第19号が、平成29年1月8日に刊行されました。

  • 東都医跡探訪(四)井上交泰院家の墓所
  • 学会情報 第二十四回日本鍼灸史学会学術大会を終えて
  • 論考二 長期的な證の到達点をどこに求めればよいか ~理論と現実のはざまで~
  • 論考三 病態把握から治療へ ~様々な症状に対応する鍼灸治療(十九)
  • 論考四 偏りから考える(一)「ゆったりとした装いを好む」
  • 四コマ漫画 やぶさかではないコーティくん その18 初詣
  • この一冊  『鬼平犯科帳』池波正太郎 1967~1990年
  • 講座・例会報告
  • 講座・例会案内
  • 今月の一句
  • 編集後記

短期集中講座の趣旨

[本講座の趣旨]
2000年以降、鍼灸教育機関の増加にともない、鍼灸を志す学生の数も、鍼灸師の数も飛躍的に増加する傾向にあります。しかし、初学者であれ、ある程度臨床経験を積んだ鍼灸師であれ、学校や大学の通常のカリキュラムをこなしただけでは、鍼灸について何をどのように学べばよいのか、どのように治療をすれば臨床らしくなるのか、いったい何が本当の伝統鍼灸や伝統医学であるのか、ということついて、全く知ることができないのではないのでしょうか。
本講座は、日本鍼灸研究会(代表 篠原孝市)が、1988年以来、毎年開催している初学者のための“基礎講座”であり、古典的鍼灸の技術・理論、および古典文献の基本的読解法の修得を目的としています。
本講座で学ぶ内容は正統的な伝承を経た経絡治療であり、これに基づく施術の技術は、主に撚鍼法を主体とした接触鍼、散鍼、そして痕の残らない点灸や知熱灸、古典を土台とする脈状診を駆使した脈診である人迎気口診と六部定位診が中心となります。講義においては臨床で重要な五蔵論、外邪論、選経選穴論や病證論、そして知っておかなくてはならない文献学の概要、ならびに中国と日本の研究法から新たに起こした古典の読解法などについて学ぶことになります。