短期集中基礎講座[京都講座]補講 2020年1月

2020年1月の短期集中基礎講座[京都講座]補講の報告です。

【日時】2020年1月5日 10時〜17時

【場所】東山いきいき市民センター

【内容】今回の講座内容は下記の通りです。

  • 「医道の日本」2020年1月号 ツボの選び方1 紹介
  • 『診家枢要』講読(2)
  • 症例報告 耳疾患 2例
  • 敝昔と扁鵲考(「成都老官山漢墓“敝昔”為扁鵲考」翻訳と解説)
  • 黄龍祥「老官山出土漢簡脈書簡解読」講読④
  • 『鍼灸病證学』の構成について(「鍼灸病證学要旨」についてと『東医宝鑑』との比較)
  • 『日用灸法』素読(3月に行います)

来月も同じ会場にて、第一日曜日の開催となります。

短期集中講座の趣旨

[本講座の趣旨]
2000年以降、鍼灸教育機関の増加にともない、鍼灸を志す学生の数も、鍼灸師の数も飛躍的に増加する傾向にあります。しかし、初学者であれ、ある程度臨床経験を積んだ鍼灸師であれ、学校や大学の通常のカリキュラムをこなしただけでは、鍼灸について何をどのように学べばよいのか、どのように治療をすれば臨床らしくなるのか、いったい何が本当の伝統鍼灸や伝統医学であるのか、ということついて、全く知ることができないのではないのでしょうか。
本講座は、日本鍼灸研究会(代表 篠原孝市)が、1988年以来、毎年開催している初学者のための“基礎講座”であり、古典的鍼灸の技術・理論、および古典文献の基本的読解法の修得を目的としています。
本講座で学ぶ内容は正統的な伝承を経た経絡治療であり、これに基づく施術の技術は、主に撚鍼法を主体とした接触鍼、散鍼、そして痕の残らない点灸や知熱灸、古典を土台とする脈状診を駆使した脈診である人迎気口診と六部定位診が中心となります。講義においては臨床で重要な五蔵論、外邪論、選経選穴論や病證論、そして知っておかなくてはならない文献学の概要、ならびに中国と日本の研究法から新たに起こした古典の読解法などについて学ぶことになります。