関西鍼の会 第263回例会報告

関西鍼の会 第263回月例会の報告をいたします。

日時:2019年7月14日 13:30~17:30
場所:菅北福祉会館

  • 『続名家灸撰』82 雑症4・治癬瘡法
  • 中神琴渓について
  • 『鍼灸則』所収の出血治療について
  • 実技講座について
  • 『万病回春』講義29(水腫)
  • 黄龍祥「老官山漢墓出土鍼方簡解読」講読⑨
  • 文献講読(井上雅文著・取穴論に関する一考察、鍼灸学術誌「鍼灸医学」第二号)

来月開催の講座は下記の通りです。

  • 8月4日(日)の短期集中基礎講座(京都)の会場は、東山いきいき市民活動センター(10:00~17:00)です。
  • 8月10日(土)・11日(日)の関西鍼の会・月例会は、臨床実技セミナーとなります。10日(14:00〜18:00)と11日(13:30〜17:30)は共に会場が大阪府鍼灸師会3階となります。

短期集中基礎講座の趣旨

[本講座の趣旨]
2000年以降、鍼灸教育機関の増加にともない、鍼灸を志す学生の数も、鍼灸師の数も飛躍的に増加する傾向にあります。しかし、初学者であれ、ある程度臨床経験を積んだ鍼灸師であれ、学校や大学の通常のカリキュラムをこなしただけでは、鍼灸について何をどのように学べばよいのか、どのように治療をすれば臨床らしくなるのか、いったい何が本当の伝統鍼灸や伝統医学であるのか、ということついて、全く知ることができないのではないのでしょうか。
本講座は、日本鍼灸研究会(代表 篠原孝市)が、1988年以来、毎年開催している初学者のための“基礎講座”であり、古典的鍼灸の技術・理論、および古典文献の基本的読解法の修得を目的としています。
本講座で学ぶ内容は正統的な伝承を経た経絡治療であり、これに基づく施術の技術は、主に撚鍼法を主体とした接触鍼、散鍼、そして痕の残らない点灸や知熱灸、古典を土台とする脈状診を駆使した脈診である人迎気口診と六部定位診が中心となります。講義においては臨床で重要な五蔵論、外邪論、選経選穴論や病證論、そして知っておかなくてはならない文献学の概要、ならびに中国と日本の研究法から新たに起こした古典の読解法などについて学ぶことになります。