関西鍼の会 第255回月例会

2018年11月11日の関西鍼の会月例会の報告をいたします。

  • 国際疾病分類(ICD-11)フィールドテストについて
  • 『続名家灸撰』講読(78)瘡瘍病 8 …治毒瘡久不収口者法
  • 日本鍼灸史学会2018年シンポジウム「経絡治療の病證学」にむけての予備資料「シンポジウムの目的」…Ⅰ.互いに議論するという姿勢、Ⅱ.古医書を如何に現在の我々へ繋げるか  ①伝統医学における病證、②経絡治療における病證の目的、③1970年代までの経絡治療で読まれた医書、Ⅲ  井上系における研究を打ち出す  ①岡部系と井上系の区別について、②過去2回の議論で明らかになった相違
  • 『察病指南』校注の原稿作成に向けての作業内容の検討⑤、⑥
  • 『万病回春』講読 嘈雑

来月の関西鍼の会の活動予定をお知らせします。

  • 基礎講座補講(京都)は、12月2日(日)です。会場は来月も、東山いきいき市民活動センターです。最寄駅は、京都市営地下鉄東西線東山駅、もしくは京阪電鉄三条駅です。
  • 関西鍼の会月例会は、12月9日(日)です。今月と同じく菅北福祉会館(13:30〜17:30)です。

短期集中基礎講座の趣旨

[本講座の趣旨]
2000年以降、鍼灸教育機関の増加にともない、鍼灸を志す学生の数も、鍼灸師の数も飛躍的に増加する傾向にあります。しかし、初学者であれ、ある程度臨床経験を積んだ鍼灸師であれ、学校や大学の通常のカリキュラムをこなしただけでは、鍼灸について何をどのように学べばよいのか、どのように治療をすれば臨床らしくなるのか、いったい何が本当の伝統鍼灸や伝統医学であるのか、ということついて、全く知ることができないのではないのでしょうか。
本講座は、日本鍼灸研究会(代表 篠原孝市)が、1988年以来、毎年開催している初学者のための“基礎講座”であり、古典的鍼灸の技術・理論、および古典文献の基本的読解法の修得を目的としています。
本講座で学ぶ内容は正統的な伝承を経た経絡治療であり、これに基づく施術の技術は、主に撚鍼法を主体とした接触鍼、散鍼、そして痕の残らない点灸や知熱灸、古典を土台とする脈状診を駆使した脈診である人迎気口診と六部定位診が中心となります。講義においては臨床で重要な五蔵論、外邪論、選経選穴論や病證論、そして知っておかなくてはならない文献学の概要、ならびに中国と日本の研究法から新たに起こした古典の読解法などについて学ぶことになります。