第32回 短期集中基礎講座 2018年4月開始

講座の趣旨

2000年以降、鍼灸教育機関の増加にともない、鍼灸を志す学生の数も、鍼灸師の数も飛躍的に増加する傾向にあります。しかし、初学者であれ、ある程度臨床経験を積んだ鍼灸師であれ、学校や大学の通常のカリキュラムをこなしただけでは、鍼灸について何をどのように学べばよいのか、どのように治療をすれば臨床らしくなるのか、いったい何が本当の伝統鍼灸や伝統医学であるのか、ということついて、全く知ることができないのではないのでしょうか。
本講座は、日本鍼灸研究会(代表 篠原孝市)が、1988年以来、毎年開催している初学者のための“基礎講座”であり、古典的鍼灸の技術・理論、および古典文献の基本的読解法の修得を目的としています。
本講座で学ぶ内容は正統的な伝承を経た経絡治療であり、これに基づく施術の技術は、主に撚鍼法を主体とした接触鍼、散鍼、そして痕の残らない点灸や知熱灸、古典を土台とする脈状診を駆使した脈診である人迎気口診と六部定位診が中心となります。講義においては臨床で重要な五蔵論、外邪論、選経選穴論や病證論、そして知っておかなくてはならない文献学の概要、ならびに中国と日本の研究法から新たに起こした古典の読解法などについて学ぶことになります。

《 本講座の要項 》

講 師:篠原孝市,その他 日本鍼灸研究会講師
日 時:毎年4月~10月毎月 第1日曜 午前10時~午後5時
場 所:京都市内 …2017年4月2日は京都文化会館です.
参加される方へは改めて直接メールにて連絡します.
5月以降の会場については,講座にて公表し,備忘のためTwitterや例会報告に記載しています.
内 容:午前中は座学,午後より実技の講座となります.

  • 経絡治療の基礎理論 (五藏論,内傷論,外邪論,選経論,選穴論など)
  • 医史文献学基礎 (訓読,書誌版本,語法,訓詁など)
  • 穴法 (経絡治療で使用する要穴の取穴)
  • 灸法 (点灸の基本,糸状灸の習得,知熱灸の習得など)
  • 鍼法 (井上系経絡治療における鍼の持ち方,撚鍼法,散鍼法,選経選穴論など)
  • 脈法(六部定位診,人迎気口診による脈状診などの脈診実技)

受講料:8万円(テキスト代を含む,7回分.分割納入は不可.初回に一括納入.)
申込方法:申込みフォーム,もしくはメール(nihonsinkyukenkyukai@yahoo.co.jp宛)にて「ご氏名」と返信用「メールアドレス」を明記して送信してください。
できるだけ締め切りの3月31日までにお申し込みください.
はじめての方は必ずQ&Aをお読み下さい.講座内容は予定表ページも参考にしてください.詳細をお問い合わせ頂いても構いません.