関西鍼の会 第266回例会報告

日時:2019年10月13日(日) 13:30~17:30
場所:菅北福祉会館

  • 『続名家灸撰』83 附録1・雷火神鍼(再改訂)
  • [文献講読]黄龍祥著「老官山出土簡脈書簡解読」講読1
  • 『霊枢講義』講読40・邪気蔵府病形第四
  • 期門穴の位置確認(「鍼の会雑誌」2019年7月号「消された第九肋軟骨直下の期門穴」についての再考)
  • [論文講読1]古典鍼灸研究会会報「砭石」昭和49年1月20日発行・第13号掲載・井上雅文著「経穴と病証」
  • [論文講読2]古典鍼灸研究会会報「砭石」昭和49年4月28日発行・第16号掲載井上雅文「腹証と治療方針」

【来月開催の講座予定】

短期集中講座の趣旨

[本講座の趣旨]
2000年以降、鍼灸教育機関の増加にともない、鍼灸を志す学生の数も、鍼灸師の数も飛躍的に増加する傾向にあります。しかし、初学者であれ、ある程度臨床経験を積んだ鍼灸師であれ、学校や大学の通常のカリキュラムをこなしただけでは、鍼灸について何をどのように学べばよいのか、どのように治療をすれば臨床らしくなるのか、いったい何が本当の伝統鍼灸や伝統医学であるのか、ということついて、全く知ることができないのではないのでしょうか。
本講座は、日本鍼灸研究会(代表 篠原孝市)が、1988年以来、毎年開催している初学者のための“基礎講座”であり、古典的鍼灸の技術・理論、および古典文献の基本的読解法の修得を目的としています。
本講座で学ぶ内容は正統的な伝承を経た経絡治療であり、これに基づく施術の技術は、主に撚鍼法を主体とした接触鍼、散鍼、そして痕の残らない点灸や知熱灸、古典を土台とする脈状診を駆使した脈診である人迎気口診と六部定位診が中心となります。講義においては臨床で重要な五蔵論、外邪論、選経選穴論や病證論、そして知っておかなくてはならない文献学の概要、ならびに中国と日本の研究法から新たに起こした古典の読解法などについて学ぶことになります。